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幼・小・中・高生 鍛錬成果披露 西原文化協 40人、琉球芸能若手育成公演


幼・小・中・高生 鍛錬成果披露 西原文化協 40人、琉球芸能若手育成公演 加那ヨー天川を踊る阿波連本流啓扇会仲嶺麗子・絵里奈琉舞研究所の子どもたち
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 【西原】西原町文化協会琉舞部会(阿波根直子部会長)と箏曲部会(平良久枝部会長)はこのほど、西原町中央公民館で第2回西原町琉球芸能若手育成公演「箏(くとぅ)に踊(うどぅ)い跳ねてぃあしば」を開催し、幼児から高校生まで40人が出演した。
 西原町文化協会の喜納昌盛会長は「本会はうちなーぬ(沖縄の)文化を大事にする子どもたちを育てるため稽古に励んでいる。成長する過程を応援して」とあいさつした。
 6人でザンザブローを踊った浜本愛依理さん(西原中1年)、呉屋莉桜さん(同1年)、佐藤怜奈さん(同2年)は「初めての踊りで男女がいたずらしあう滑稽な踊り。細かいところもリズム良くみんなで息を合わせ笑顔で踊れた」と笑った。
 最後まで鑑賞した町役場総務部長の與那嶺剛さん(59)は「大人と同じくらいのレベルでプロかなと思う子も多くて楽しめた。今後もこのような育成公演をやってほしい」と満足げだった。阿波根部会長は「子どもたちの成長のため、場数を踏ませたくて企画した。箏や太鼓・三線も入って、いろんな人との接触やコラボで刺激があったと思う。バラエティーに富んでいて良かった」と話した。
 (小波津昭子通信員)