光や音のデジタル空間演出とAR(拡張現実)の最新技術が融合したミニチュアテーマパーク「Little Universe OKINAWA」(リトルユニバースオキナワ)が29日、豊見城市のイーアス沖縄豊崎内にオープンした。
同施設は、10のエリアで構成されており、異世界に迷い込むような光のトンネルや鏡の「こみち」、18世紀の琉球王朝や1980年代の東京都麻布十番のミニチュア模型が待ち受ける。360度のプロジェクションマッピングのエリアでは、鮮やかに移り変わる沖縄の自然や街並みの風景に家族連れが「没入感」に浸っていた。
施設内では、3Dスキャナーで自分の分身「アバター」を作成してミニチュア上を動かすことができるほか、フィギュアも作成できるコーナーも設けられている。
運営するリトルユニバースの藍川眞樹代表取締役CEOは、多彩な楽しさだけでなく「沖縄の歴史文化を新たな視点で見つめることができる」と強調。観光立県として「最新技術を用いた映像コンテンツを世界に向けて発信できる施設だと思う。そこも意識して楽しんでほしい」と語った。
(嘉陽拓也)