声援受け 息合わせ競漕 那覇ハーリー開幕  50回の節目  沖縄


声援受け 息合わせ競漕 那覇ハーリー開幕  50回の節目  沖縄 那覇ハーリーで懸命に爬龍船をこぎ進める選手ら=3日午後2時19分、那覇市の那覇港新港ふ頭(ジャン松元撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 大型連休後半が始まった3日、第50回那覇ハーリー(同実行委員会主催)が那覇港新港ふ頭で開幕した。5日まで。初日は中学生やPTA、地域団体計81チームによるハーリー競漕(きょうそう)があり、息の合ったかいさばきで波しぶきを上げながら熱戦を繰り広げた。

 オープニングセレモニーで実行委会長の知念覚那覇市長が「50回記念大会をすてきな思い出にしてほしい」とあいさつ。中学生の競漕がスタートすると、仲間や保護者から「がんばれー、負けるなー」の大声援が広がった。爬龍船に乗り込んだ生徒らは声援を力に必死でこぎ続けた。男女とも鏡原中学校が優勝した。

 4日はハーリーの一般乗船体験や海上保安庁の巡視船おきなわの一般公開が行われる。5日は一般競漕のほか、御願バーリーや久米、那覇、泊による本バーリーなどがある。5日まで連日午後8時から打ち上げ花火もある。

(嘉陽拓也)