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銘茶「呉我茶」楽しんで 名護・呉我で新茶まつり


銘茶「呉我茶」楽しんで 名護・呉我で新茶まつり 名護市呉我の茶畑で収穫された銘茶「呉我茶」の新茶の試飲を楽しむ丹羽崇文さん(中央)と息子の悠斗さん(右)=4月20日、名護市宮里のJAファーマーズマーケットやんばる市場
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 【名護】名護市呉我で生産されている銘茶「呉我茶」の新茶を楽しんでもらおうと4月20~21日、JAファーマーズマーケットやんばる市場などで「新茶まつり」が開かれた。会場では新茶の試飲を楽しむ姿が見られた。JAおきなわお茶生産部会によると、茶葉の摘み取りは3月中旬から始まった。2024年産の収穫量は一番茶で3921キロと、前年比の65.5%ほどに落ち込んだ。しかし、天候にも恵まれ、豊潤な香りと、うま味が増した上質な味わいとなっている。呉我茶を育てる山里直部会長は「まろやかでおいしく、渋みが少ないおいしいお茶になった。ぜひ味わってほしい」と呼びかけた。
 親子で試飲した丹羽崇文さん(51)=名護市=は「新茶の新鮮な香りと、深みのある味でとてもおいしい」と述べた。悠斗さん(9)は「大人の味がする」と笑顔を浮かべた。 (玉寄光太)