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小児がん支援でレモネード 北谷ライオンズクラブが活動


小児がん支援でレモネード 北谷ライオンズクラブが活動 小児がん支援のレモネードスタンドを開いた北谷ライオンズクラブ、顔晴れ会、ボランティアのメンバーら=4月28日、北谷町美浜
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 【北谷】北谷ライオンズクラブ(奥原則子会長)による、小児がん支援のためのレモネードスタンドが4月28日、北谷町美浜で開かれた。「Day The Smile Family顔晴れ会」が共催。レモネードの配布で得た募金12万9225円は小児がんの子や家族を支援し、支え合う顔晴れ会の活動に役立てられる。
 レモネードスタンドは米国発祥の小児がん支援の活動。同日は県内の高校・大学生13人、米軍の学生ら7人もボランティアで参加した。奥原会長は「支援活動をしながら異文化交流もしようという取り組み。多くの人に小児がんのことを知ってほしい」と話した。
 顔晴れ会は、宜野湾市の米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区跡地に移り来年1月に開院する琉球大学病院の近くに、小児がんや命を脅かす病気のために長期入院が必要な子どもや家族のための「ファミリーハウス兼コミュニティーハウス」を造ろうと取り組む。
 金城敦子代表は「小児がんと言う言葉自体、知らない人もいて、道々足を止めて話を聞いてくれる気持ちがとてもうれしかった。知ってもらう、意識してもらうことはとても大事だと思った」と語った。
 (石井恭子)