【恩納】旧暦3月3日の4月11日、恩納村立安富祖小学校(山内久江校長)の児童は校舎前の干潟で浜下りを行った=写真。毎年の伝統行事で全児童約100人が貝や魚、ヒトデなどを観察した。海に入る前に地元の佐渡山安武さん(72)が「毒のある貝や魚もいてオニオコゼは岩と間違えて踏むと大けがをするよ」と注意を促した。長浜善巳村長も一緒に浜下りを楽しんだ。
感想発表会では児童代表が「いろいろな生き物が見られて楽しかった」「きれいな海や生き物たちのためにクリーン活動をやっていく」などと述べた。
浜では4年生の作った伝統季節菓子「サングヮチグヮーシ(三月菓子)」が校務支援員の新里よしのさんから大人たちに配られた。 (小山猛三郎通信員)
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海の生き物 興味津々 安富祖小児童ら浜下り
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琉球新報朝刊