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芸能多彩、親睦深まる 宜野座村漢那「腰憩い」


芸能多彩、親睦深まる 宜野座村漢那「腰憩い」 漢那区腰の憩いを楽しむ区民ら=4月21日、宜野座村漢那区公民館
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 【宜野座】宜野座村漢那区(新里朝行区長)で4月21日、「腰憩い」が行われた=写真。会場の漢那区公民館には、12班までの幅広い世代の区民が集い、お互いの近況を語らいながら親睦を深めた。
 舞台では県立芸術大学琉球芸能専攻OB会や八重瀬町志多伯獅子舞棒術保存会、八重瀬歌舞団が琉球舞踊や獅子舞などを披露した。古典舞踊「苧引(うーびち)」を柳清本流家元二代目比嘉清子が舞い、多くの区民にとって初めて鑑賞する貴重な機会となった。出演者らは「今日のために個人的な練習を重ねた。漢那公民館は舞台設備が素晴らしく、演者として光栄だ。漢那区の皆さまは芸能への造詣も深く、その広い懐に飛び込む思いで挑ませてもらった。また漢那区で踊りたい」と語った。
 締めのカチャーシーでは漢那小2年の安富大剛さんがかつらをかぶって度胸よく舞台に駆け上がり、縁起もよく獅子舞に抱え上げられると会場が盛り上がった。 (池辺賢児通信員)