【うるま】前原高校の3年2組英語コースの生徒有志は4月30日と5月1日、台湾地震支援を目的に、うるマルシェのカフェベーカリーの協力による台湾カステラ入りパフェ140個と、生徒手作りのミサンガ130個を校内で販売した。2日間で売り上げた約10万円は日本赤十字社を通して台湾の支援に役立てられる。
3年2組の生徒らは昨年の12月、2年生の修学旅行で台湾を訪れた。級長の名嘉九野さん(17)は「現地で温かく接してもらったので恩返しがしたかった。交流した台湾の学生は日本語も練習していてくれた」と振り返る。
地震発生後、現地の学生らのインスタグラムなどに投稿された被災状況を見て「自分たちにできることは何だろう」と、今回の販売に取り組んだという。5月1日は、パフェ約90個が10分ほどで売り切れる盛況ぶりだった。
(石井恭子)
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パフェ販売 台湾復興を支援 前原高生 修学旅行で交流「恩返し」
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琉球新報朝刊