【金武】福島県須賀川市青年会議所はこのほど、約60リットル入る容器いっぱいに敷き詰めた雪20箱を金武町立金武小学校に届けた。青少年健全育成事業「ウィンターキッズ2024~雪で繋がろう~」の一環。
同事業は、沖縄の子どもたちを福島に招いて地域の現状と魅力を感じてもらい、相互の文化交流を進めることが目的。コロナ禍などで福島に招待できない中、福島の雪を沖縄に届けた。雪で福島と沖縄がつながろうという趣旨で、沖縄県子ども会育成連絡協議会と連携して実施した。届いた雪を使い、児童らは雪合戦や雪だるま作りなど、沖縄では体験できない遊びを堪能した。大湾頼希さんは「初めて触れた雪に感動した」と話し、冷たい雪の感触を楽しんだ。
(糸村昌敏通信員)
有料
福島から雪の贈り物 金武小 児童ら遊び満喫
この記事を書いた人
琉球新報朝刊