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泊まって「アーユルヴェーダ」 本部町に新施設、女性支援も


泊まって「アーユルヴェーダ」 本部町に新施設、女性支援も 「アーユルウェルネスリゾートOkinawa」を紹介する運営会社・アーユルウェルネス社の新倉亜希社長=4月22日、本部町新里
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 【本部】インド・スリランカ発祥の予防医学「アーユルヴェーダ」が体験できる宿泊リゾート「アーユルウェルネスリゾートOkinawa」が4月18日、本部町新里にオープンした。施設を手がけたのはアーユルウェルネス社(東京)。新倉亜希社長はインドで知識を深め、全国に普及させようと取り組んだところ、約15年前に沖縄へたどり着いた。新倉社長は「沖縄のおばあの教えはアーユルヴェーダに通じている」と感じ、沖縄に施設を設置したという。今帰仁村や南城市にも畑があり、それぞれの土地に適したハーブも育てている。
 施設では地元住民の雇用を進め、女性の起業支援サポートとして知識を無料で伝えるなどしている。新倉社長は「シングルマザーになった方々のために新たな働き方を支援する取り組みや、育児にも生かせるアーユルヴェーダの知識を広げていきたい」と意気込みを語った。 (比嘉藍子通信員)