【北谷】北谷町の子どもの居場所団体・ボランティアレインボーと上勢桑江わんぱく児童館はこのほど、能登半島地震チャリティーイベント・クッキー販売を町役場1階ギャラリーで開いた。参加した児童らはちらし作成からクッキー作り、販売まで取り組んだ。
活動はレインボーの中村卓江子代表が地震のニュースに心を痛め、自分たちにできることはないかと考え、児童館に話を持ちかけたのがきっかけ。崎原盛克館長はすばやく対応した。
この日は児童館を利用する11人の児童らが参加し、役場を訪れる人たちに声をかけたり、前もって注文を受けていた各課職員に届けたりと、忙しそうに動き回っていた。
クッキーはニンジン・サンニン・カボチャの3種類で1袋300円の2千枚、500袋を準備した。児童たちの元気のある呼び声に来訪者は吸い込まれるように長テーブルの出店の前に集まり、大繁盛で予定より早い1時間半で完売した。
久志果凛々さん(北谷第二小6年)は「すべて初めての体験で楽しかった」と笑顔で話した。売上金は北谷町社会福祉協議会を通して石川県へ送られる。 (山川宗司通信員)
有料
能登支援クッキー完売 児童手作り大盛況、北谷
![能登支援クッキー完売 児童手作り大盛況、北谷](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/RS20240423G00480010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)