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泡盛で「適正飲酒」訴え 沖縄署、北谷長老にステッカー


泡盛で「適正飲酒」訴え 沖縄署、北谷長老にステッカー 「適正飲酒」ステッカーが貼られた「北谷長老」のボトルを持つ北谷長老酒造工場の玉那覇徹社長(左から2人目)と沖縄署の金城重成署長(中央)ら=24日、北谷町吉原の北谷長老酒造工場
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 沖縄署は4月24日、多量飲酒への注意喚起を図ろうと、北谷町の北谷長老酒造工場に「適正飲酒」と記載されたステッカー2千枚を贈呈した=写真。多量飲酒をきっかけとした事件事故の抑制が目的。ステッカーが貼られた同酒造の泡盛が県内に流通し、愛飲家に適正飲酒を呼びかける。
 同署では初めての取り組みで、金城重成署長が北谷長老酒造工場の玉那覇徹社長にステッカーを手渡した。同社がステッカーの貼付作業をして、販売する。
 金城署長は「適正飲酒が広く県民に周知され、多量飲酒による事件事故が減少し、安全安心なまちづくりにつながってほしい」と話した。玉那覇社長は「飲酒絡みの悪質な事件や飲酒運転もあり、協力したかった。少しずつでも(事件事故が)減っていけばやるかいがある」と語った。