【うるま】うるま市天願区(瑞慶山良則自治会長)の天願川流域で2日から、千匹余のこいのぼりや吹き流しが掲揚されている。今年で15回目を迎えた「天願川清流まつりこいのぼり」。天願橋から県道224号沿い赤田地橋までに掲揚している。
両岸にロープを渡し、1~4メートル前後の色とりどりのこいのぼりが青空に映え、風にはためいている。当初は300匹ほどだったが、区民の寄贈や市内業者の協賛が増え、15周年の節目に千匹余に達した。
開始の2日は区内の保育園児らによる掲揚式を予定していたが雨天で中止となった。平良榮秀・天願川鯉のぼりの会会長、流域の雑草除去や掲揚作業を担った幸地良明・天願生き活き会会長は「楽しみにしていた子どもらの心情を思うと残念」と中止を悔しがった。
掲揚は18日まで。市外からの参観者も多いという。市赤道から両親、妹の4人で来たという中原小4年、惣慶沙彩さん(9)は「泳ぐ姿がとてもきれい。元気になる」と笑顔を見せた。
(岸本健通信員)
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こいのぼり 各地で悠々 天願川またいで1000匹余 うるま 15周年、年々数増える
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琉球新報朝刊
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