【本部】「いのちの大切さ」を分かち合うことや誕生、胎内記憶をテーマに、参加者同士が思いを共有する「バースカフェ」が5月26日、本部町備瀬の沖縄BASEで開かれた=写真。社会活動家の瀬川映太さんが講師を務め、県内外から27人が参加した。
瀬川さんは友人の自死などの経験から、全国で命の大切さを伝えている。瀬川さんは「子どもの自殺率ナンバーワンの国、日本。これを変えられるのは、お母さんたちが自分の素晴らしさに気づき、愛の循環を起こすことだと思う」と話した。
主催した沖縄BASEの石原路子さんは「自分自身ががんになった時、これからは自分の人生を生きようと思った。明るく輝いて、自分らしさを取り戻して、思いっきり楽しむことが世界平和の一歩になると思ったので、命の大切さを伝えるバースカフェを企画した」と語った。
参加者の岸本いそのさんは「母親業をしていた時は、いっぱいいっぱいで自分ってなんだろうと感じていた。(バースカフェに)参加して自分をもっと解放して楽しいことにチャレンジしようと思った」と語った。比嘉芯汰さん(6)は「お母さんから僕が、おなかにいた時のことを聞けてうれしかった」と語った。 (比嘉藍子通信員)
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お母さん 自分らしく 本部で「バースカフェ」
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琉球新報朝刊
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