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「企業言語」を武器に 具商で小島会計士が講話


「企業言語」を武器に 具商で小島会計士が講話 簿記を学ぶ利点を説明する小島一富士さん=5月30日、うるま市の具志川商業高校
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 【うるま】県立具志川商業高校(神谷和彦校長)は5月30日、オフィスビジネス科の1年生を対象にキャリア講話を行った。日本商業教育振興会の代表理事を務め、公認会計士の小島一富士(かずふじ)さんが「ビジネス社会で必要な企業言語とは」と題し、簿記を学ぶ大切さを説いた。
 小島さんはビジネスにおいて、共通理解とされる言語が三つあり、そのうちの一つが「企業言語」と呼ばれる会計だと紹介した。会社に事務職として就職すれば必要とされる会計の知識を、商業高校生は先んじて学んでいると力説。「武器にできる能力を持って企業に入るのは、大きなアドバンテージだ」と強調した。
 講話を聞いた石川連さん(15)は「家でも復習しておこうと思った」と話した。
 キャリア講話は那覇商業、八重山商工高でも行われた。 (玉城文)