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照喜名翁像建設へ寄付 南城文化協総会、表彰も


照喜名翁像建設へ寄付 南城文化協総会、表彰も 玉寄英一会長(後列中央)から贈られた花束を手に喜びの受賞者ら=5月24日、南城市佐敷の南城市老人福祉センター
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 【南城】文化活動を推進し地域文化の発展を目指す、南城市文化協会(玉寄英一会長)の2024年度総会が5月24日、南城市老人福祉センターで大勢の会員が参加して開催された。中村栄副会長が司会役を務め、玉寄会長のあいさつの後、23年度の事業、決算報告と24年度の事業計画、予算案を審議した。
 特別会計予算で、南城市出身で人間国宝の故・照喜名朝一翁之像建設チャリティー公演を企画。事業収入から100万円を像建設期成会へ寄付することも承認された。
 続いて23年度市文化協会賞受賞者7人に玉寄会長から表彰状と花束を贈呈した。長年、会長を務め市文化協会発展に尽力した與那嶺紘也県文化協会長に感謝状が贈られた。
 南城市の具志堅兼栄教育長が「芸能公演や総合文化展など文化活動は、生涯学習という観点から大変意義深く、改めて敬意と感謝を申し上げます」と述べた。議会代表の安谷屋正副議長が来賓祝辞を述べた。
 23年度南城市文化協会賞受賞者は次の通り。 (敬称略)
 仲村勇(古典音楽)、稲福幸子(笛・胡弓)、知念ヒデ子(太鼓)、新里春加(琉球舞踊)、神谷ミネ子(詩吟)、嶺井節子(盆栽)、玉城賢二(書道)
 (知花幸栄通信員)