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リレー競技、全力で楽しむ 今帰仁中でスポーツフェス


リレー競技、全力で楽しむ 今帰仁中でスポーツフェス 最初の種目のゾンビデダンスを行う全校生徒 =5月18日、今帰仁中学校グラウンド
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【今帰仁】第1回今帰仁中学校スポーツフェスティバル(松本優一郎校長)が5月18日、同校グラウンドで開催された。テーマは「一致団結 全力投球楽しんで成長しよーぜ!一生懸命がかっこいい今中魂!」。
 最初の種目はゾンビデダンス(準備運動)を全校生徒で行った。3年生の障害物リレーでは、生徒が地面に立てたバットの先端に額を当てて回転する「ぐるぐるバット」が行われ、生徒が平衡感覚を失って横向けに走ったりふらついたりする様子に、応援団や保護者らもエールを送り笑顔で盛り上がった。
 本年度は運動会をスポーツフェスティバルに改め、リレー競技を中心に開催した。日頃の体育の授業や部活動での鍛錬の成果を元気よく発表する機会となることを期待している。
 結果は1位1組に2位3組、3位に2組だった。2年生の大縄跳びの前には各クラス円陣を組み気持ちを一つに大縄をかけ声合わせ跳んでいた。部活対抗リレーや各学年の総力リレーも行われた。
 観戦した3年生津波陸央さんの父・勲さん(44)は「日頃それぞれ頑張る部活対抗は、他の部活に負けられない維持とプライドをかけ競い合う姿が伝わった。また障害物リレーもさまざまなお題があり十分に楽しめた内容だった」と振り返った。
 エイサーなどについては9月に発表会が予定されている。
 (新城孝博通信員)