【読谷】日本オストミー協会県支部(福元聡支部長)は5月31日、読谷村の同役場に石嶺伝実村長を訪ね、同協会が要望していた、人工肛門・人工ぼうこうなどストーマ装具の給付基準額の引き上げを満額で増額した読谷村に感謝状を手渡した。
同協会は2023年度から県内の市町村へ要請していた。読谷村は4月1日から基準額の満額引き上げを実施している。
福元支部長は「給付基準額は30年間変わっていない。昨年は物価高で(装具などの)値上がりもあった」と述べ感謝を伝えた。
ノーフリート美奈子副支部長は「オストメイトは内部障がいで、セクシャリティーにも関わり、はたからは聞きにくいこともある。困っていることを誰かが伝えていかないといけない」と思いを伝えた。
石嶺村長は「本人たちがしっかりアピールしてくれた。声が届いて実態が分かれば取り組みやすい。気軽に困り事を相談してほしい」と支援の継続に意欲を見せた。 (金盛文香)
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満額の読谷村に感謝状 装具給付基準でオストミー協
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琉球新報朝刊
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