新垣勇太陣営　玉城勲氏　子孫につけ残さない

　－この選挙の位置付けは。
　「財政再建を図るため、持続可能な補助金の活用と不要不急な事業の見直し、子育て対策の強化など重点的な事業に注力し、子や孫につけを残さない豊かな糸満市をつくる。南部病院跡地の開発や高嶺小中一貫校の開校などに注力する。掲げる七つの基本政策から市街地再生の推進、物流団地構想の早期実現など財源を確認しながら取り組む」
　－陣営の取り組みや手応えは。
　「お手ふりや街頭演説などで政策の浸透を図り、どの地域も反応が良くなっている。今後は集票カードを基に、期日前投票を呼びかけて票を掘り起こす」
　－若者、無党派層対策は。
　「ＳＮＳで発信し、若者の模合にできるだけ参加をしている。無党派層から政策の問い合わせの電話や、事務所を訪れる人もいて、政策を訴えている」
　－終盤に向けて重点的に訴えていくことは。
　「七つの基本政策を訴える。新興住宅地でこまめにスポット演説を打ち、足で稼ぎたい」
　－候補者の人柄についてＰＲを。
　「知恵と発想力、行動力で人を引き付け、年配者らの声に耳を傾ける誠実さも持ち合わせている。『若い今の感性で、糸満市を変えていきたい』との意志が強く、応援したい」
　－投票率はどれくらいになると予想するか。
　「４人の立候補者がいるので投票率は上がり、６０％前後となると予想する。当選ラインは１万２千～１万４千票の間とみている。１万４千票を目指したい」
　　（聞き手・田中芳）