【沖縄】南極と北極で研究活動をする国立極地研究所は6日、沖縄市の安慶田小学校で南極の昭和基地とオンラインでつなぎ現地の様子などを伝える「南極教室」を開催した。昭和基地内や調査隊員の仕事の紹介などをした。講師は沖縄市出身で、昭和基地で越冬隊員として働く屋良朝之さんが務め、小学生らにユーモアを交えながら南極での活動などを伝えた。
昭和基地の様子が映し出されると生徒らからは「すごい」と歓声が上がった。南極の氷も届けられ、後日生徒らが観察する予定。
屋良さんは昭和基地で磁場やオーロラの観測を担当しており、南極で観測したオーロラの様子などを紹介した。「暖かい沖縄とは全く違う環境だ。今日の授業で一つでも新しい発見があったらうれしい」と生徒らに語った。
南極教室を受け6年の比嘉憲生さんは「南極と沖縄では時差があることなど、とても学びになった。南極はとても寒いことが伝わってきた」と笑顔を見せた。 (福田修平)
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南極の様子ネットつなぎ学ぶ 沖縄・安慶田小 隊員・屋良さんが説明
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琉球新報朝刊
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