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琉球藍、継承と創造拠点に 本部 生産者がクラファン


琉球藍、継承と創造拠点に 本部 生産者がクラファン クラウドファンディングへの協力を呼びかける琉球藍製造技術保存会の関係者=7日、本部町伊豆味公民館前
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 【本部】本部町の琉球藍製造技術保存会(嵩原安彦会長)は7日、沖縄の藍文化継承に寄与し、年間を通して琉球藍の魅力を伝える創造拠点をつくることを目指し、クラウドファンディングを開始すると発表した。目標額は120万円。
 同団体は本部町を中心に琉球藍の栽培と染料作りを行う生産者らで構成する。2002年に国の選定保存技術の認定を受け、技術保護や後継者の育成、普及活動に取り組んでいる。創造拠点は「守る・伝える・学ぶ」をコンセプトに、琉球藍を存分に堪能できる魅力がいっぱい詰まったものとし、具体的には同町伊豆味みかんの里総合案内所内での資料展示と、藍染め体験ができる活動場所を整備する。
 クラウドファンディングの掲載期間は6月13日から8月11日まで。活動場所は12月下旬までに完成する予定。詳しくは琉球藍製造技術保存会のホームページを参照。
 連絡先は、電話090(6796)5539(池原)。
  (上間宏通信員)