那覇市近郊の小中高生が参加する舞台表現ワークショップ那覇青少年舞台プログラムは23日、那覇市若狭の対馬丸記念館前広場で「平和の詩朗読会2024~語り継ぐ対馬丸の詩~」を開催した。メンバーは詩の朗読や対馬丸が撃沈されるまでの様子を描いた劇に出演し、平和への思いを表現した。
同記念館の屋上が対馬丸の甲板の高さに合わせて造られているのを利用して、劇では出航や沈没の場面が演じられた。歌や踊りを交え、疎開する学童らを乗せた対馬丸が撃沈した悲劇を表現した。
出演した真和志高校1年の瑞慶山翔琉さん(15)は「対馬丸の劇に出演するのは初めてで不安だったが、なんとか演じきることができた。悲惨な戦争が二度と起こらないように、自分にできることを考え続けたい」と話した。 (當間詩朗)
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詩と演劇で対馬丸描く 那覇、小中高生が参加
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琉球新報朝刊
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