地域の防災、自分たちで　今帰仁・越地区が自主会結成

　【今帰仁】自分たちの地域は自分たちで守れるよう防災意識を高めようと、今帰仁村の越地区自主防災会結成式（松田正康会長）が６月２２日、今帰仁村の越地公民館で行われた。村内では昨年の湧川区に次いで２区目。
　会は２０代から７０代の４２人の会員が集まり、結成式で仲里有沙さん（２９）が「区民が安心安全に暮らせるよう日頃から協力し、災害が起きた時も被害の軽減に努め、防災、減災の精神で住みよい越地づくりに寄与することを誓う」と誓った。
　今後の活動は、水消火器を用いた消火訓練や炊き出し訓練、独居老人宅の見守りなどさまざまな活動を予定している。
　仲里綾子区長は「今後、訓練や区行事への積極的な参加で防災意識を高め活性化にもつながる心強い会が結成された」と、同会の活躍に期待し喜んだ。　（新城孝博通信員）