【那覇】東京在住で宮古島市出身、首里育ちのアーティスト兼ミュージシャンの豊岡マッシー(正司)さんによる慰霊の日ライブが6月23日、那覇市安里の古民家カフェ「茶ぁーやー」で開かれた=写真。
豊岡さんは青い帽子の翁長雄志元県知事を描いた追悼絵画作品でも知られる映像作家。豊岡さんが住んでいた首里で、戦火に焼かれ残されたアカギの大木にアコウの木が寄生し、再生した。その首里城にある戦後沖縄復興のシンボル「ハンタン山の大アカギ」の映像を見せながらエピソードを話し、唄三線を披露した。
オリジナル映像作品「三線物語チョウエイ」「ケービン汽車に乗って」などを上映しながら沖縄戦に対する思いを述べた。
辺野古大浦湾の埋め立てを曲にした「琉球人魚」では、二胡の演奏で表現した。また、オリジナル曲「天国の首里城」の歌詞に「無くしたマブイ拾い集める道端に落ちていた城の欠片」「天国の首里城は涙の滝の上琉球の夢の中帰る日まで。弁柄ぬ御城やガジュマル木ぬ事にその上によみがえる首里の丘へ」と歌った。 (喜納高宏通信員)
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豊岡さん、慰霊の日にライブ 「首里のアカギ」語る
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琉球新報朝刊
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