有料

伊江で40年連続キャンプ 南城・あおぞらこども園


伊江で40年連続キャンプ 南城・あおぞらこども園 仲原りつ子理事長(右)に伊江島産かち割り黒糖を寄贈した名城政英村長
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【伊江】1984年から毎年、恒例の親子キャンプを伊江村青少年旅行村で行う南城市のあおぞらこども園(仲原りつ子理事長)が、40年連続で来島した。伊江村の名城政英村長らが6月21日、同旅行村キャンプ場を訪れ、仲原理事長に伊江島産のかち割り黒糖を寄贈した。
 この日は年長児クラス約40人のほか、職員や園児の父親らが来島した。名城村長は「40年連続で来島していただき感謝する。自然を通して協調性を育む一番大事な時期で、とても貴重な体験となる。楽しい時間を過ごしてほしい」と園児らを激励した。園児からは歌のプレゼントがあった。
 村内のあおぞら学童保育園(渡久地久子園長)と同じ名前であることから付き合いが始まり、渡久地園長がテントの手配や雨天時に保育園を利用してもらうなどサポートをしている。
 園児たちは伊江ビーチで海水浴を楽しみ、夜は父親たちが準備したバーベキューを味わった。
 翌22日には母親たちが日帰りで来島した。
 仲原理事長は「同園を卒業し、親となって子どもと一緒に参加した親子も数組いた。親子の交流が深まり、天気にも恵まれ2日間楽しむことができた。来年も来ます」と笑顔で語った。