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児童生徒が本屋店主体験 北谷・砂辺 古本市で5組、看板掲げ


児童生徒が本屋店主体験 北谷・砂辺 古本市で5組、看板掲げ 子ども同士で本の売買を行う出店児童(左)ら=6月29日、北谷町砂辺のブックパーラー砂辺書架
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 【北谷】幼稚園児から中学生まで児童5組が本を販売するイベント「こども古本市」が6月29日、北谷町砂辺のブックパーラー砂辺書架で開かれた。   砂辺書架店主の畠中沙幸さんが主催した4回目のイベント。畠中さんは「本屋さんごっこをしながら、キャッシュレスで現金のやり取りを知らない子どもたちに出店料の500円を課して、失敗してもいいので損益計算などを学んでほしい」と思いを述べた。
 出店児童らは「たのしいほんやさん」や「この木なんの木しらべる木」などの屋号(店名)の手作り看板を掲げ、来店者が増えるような本のディスプレーなど工夫しながら営業した。
 北中城村から2回目出店の米須優衣さん(12)は「今回は出店料を差し引いて1500円の売り上げが目標。最後はセールで完売させたい」と話した。 (喜納高宏通信員)