糸満市役所（資料写真）
岩切 美穂 【糸満】糸満市議会（金城寛議長）は4日の6月定例会最終本会議で、市の中心飲食街におけるしつこい客引き行為への厳しい取り締まりなどを求める意見書と決議を全会一致（欠席1）で可決した。意見書と決議では、しつこい客引きや客待ち、勧誘などの行為が常態化し、市民や観光客に迷惑をかけ不安も与えているとして「市観光のイメージダウンになりかねず、憂慮すべき事態」だと指摘した。
市民が安心して暮らし、観光客が飲食を楽しめる環境づくりに向けて、客引き行為などの厳しい取り締まりと、地域や関係団体と連携した防犯対策の強化を求めた。意見書は知事、県警本部長、糸満署長宛て、決議は県議会議長宛て。
（岩切美穂）
