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本部の人と海 肌で感じる 南富良野町の児童ら親善訪問


本部の人と海 肌で感じる 南富良野町の児童ら親善訪問 YOSAKOIソーランの踊りを披露する南富良野小学校の児童=6月25日、本部町立本部小学校新世代学習室
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 【本部】2024年度北海道南富良野町と本部町の親善交流事業「第32回南の国の真夏に挑む体験の旅」が、6月24~28日に本部町内を中心に開催された。南富良野町の親善交流団(辻澤均団長)は6年生18人(南富良野小15人、南富良野西小3人)と随行6人が本部町を訪れた。初日はホテルで夕食歓迎会を開催して多くの関係者が参加した。
 平良武康本部町長は「沖縄美ら海水族館や本部町の自然文化を満喫してほしい」と歓迎した。辻澤団長が〓橋秀樹南富良野町長のメッセージを読み上げ、あいさつした。本部町の女性部から南富良野交流団全員に旅のお守りも贈った。
 25日には本部小学校を訪れて6年生と交流した。児童らは名刺交換やお互いの町の紹介をして、南富良野町からはYOSAKOIソーランを披露した。児童たちは沖縄美ら海水族館や本部町立博物館の見学、マリンスポーツを通して本部町の人や自然、文化を肌で感じた。
 南富良野小学校の伊藤心那さん(12)は「沖縄に初めて来県した。暑かったが北海道とは変わった生き物が発見できた。マリンスポーツでは水泳やバナナボートに乗って楽しかった」と笑顔で答えた。南富良野西小学校の〓坂檜さん(11)は「沖縄に初めて来た。海がきれいで気持ちよかった。気温が30度を超えてすごく暑かったが楽しかった」と話した。 (上間宏通信員)