【宜野座】国が推進する地域住民が主体の新たな取り組み「協議体」についての勉強会が6月28日、宜野座村ふれあい交流センターで開かれた。公益財団法人さわやか福祉財団の長瀬純治さんを講師に招いた。
長瀬さんは、行政だけでは解決できない地域の課題を、地域住民が主体となって話し合い、解決の可能性がある課題から具体的に取り組む「協議体」の仕組み作りを示した。同じ地域でも、団体ごとの課題を共有し、解決に向けて議論する場が「協議体」だと解説した。
グループワークでは「夜、遅くに学習塾から子どもたちが安全に帰宅できる方法」についてアイデアが発表された。
長瀬さんは、住民が無理なく取り組めることが重要と強調。「個人情報に触れなくてもできること」「お金を出さなくてもできること」が協議体の特徴だと話した。
(池辺賢児通信員)
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「協議体」で課題解決を 宜野座村、講師招き勉強会
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琉球新報朝刊
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