県総体３連覇を報告　美来工科高男子バスケ部

　【沖縄】県立美来工科高校男子バスケットボール部の選手らは３日、沖縄市役所を訪れて県高校総体３連覇を報告し、インターハイへの意欲を語った。玉城宏逢主将は「全国でベスト８が目標。この２年いい結果を残せていない。体の小さいチームだが速い展開と機動力の持ち味を生かしていく」と抱負を述べた。
　中部工時代を含めて美来工科の県制覇は１０度目。宇地原尚彦監督は「バスケの街、琉球ゴールデンキングスのホームタウン沖縄市のチームとして、全国でも頑張りたい」と語った。
　中部工ＯＢの高江洲実教育長は「卒業生として誇りに思う。『諦めたらそこで試合終了ですよ』（「スラムダンク」の湘北高・安西光義監督）、ぜひ最後まで自分の力を信じて優勝目指して頑張ってきてください」と激励。平田嗣巳副市長は「気負わずに楽しんで頑張ってきてほしい」と話した。（石井恭子）