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英語で日本の文化伝えよう 伊江・西小 ゲストティーチャーと交流


英語で日本の文化伝えよう 伊江・西小 ゲストティーチャーと交流 ゲストティーチャーを招き英語の授業を実施した西小学校6年生ら=6月27日、伊江村立西小学校
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 【伊江】伊江村立西小学校6年生は6月27日、ゲストティーチャーを招き、英語の授業を行った。授業に招かれたのは、ペイトン・アデルマンさんとアントン・ボルノブさんの2人。「ゲストティーチャーへおすすめの日本の文化を伝えよう」のテーマで行われた。お月見、お正月、着物、夏祭り、エイサー、琉球舞踊、村踊りなど、6年生は自分の好きな文化をパワーポイントで発表した。
 発表の前に、伝えるためのポイントとして(1)はっきり言う(2)ジェスチャー(3)アイコンタクト―を確認した。ゲストティーチャーからは「おせちはどのように作りますか?」や「私の好きな日本の文化は花見です」などの質問や感想があった。
 「自分の好きな日本の文化は着物です」と発表した知念杏樹さんは「緊張した。着物は十三祝いの時に着た。色や柄がきれいだから好き。片言だったけど伝わったのでうれしかった」と感想を述べた。
 今回の授業はゲストティーチャーの2人と赤嶺美奈子校長(当時)が知り合いだったことで実現。赤嶺校長は「授業で習う英語を、リアルな外国人を相手に伝える体験を通して、英語学習が生きた英語になる」と意義を語った。(知念光江通信員)