子どもからお年寄りまで、幅広い世代が集う砂辺区公民館。自治会独自の「あおぞら朝市」を開催するほか、他の組織と連携を強め区民の輪を広げている。
10年以上続くあおぞら朝市は野菜の収穫期に合わせて年に3回開かれる。区民が育てた野菜や手作りのつくだ煮、漬物が並ぶ。照屋博一会長は「開始から2時間くらいで売り切れるよ」と話し、区民に大好評だ。
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朝市を始めたことで、利用の少なかった男性も公民館に足を運ぶようになった。照屋会長は「多世代の交流を図りたい」と、他組織とのつながりも大事にする。
食事を無料で提供する砂辺子ども弁当は月に2回、公民館で食事を作り配布する。町学力推進協議会の砂辺支部は、同公民館で子どもエイサーの練習をする。
季節のイベントなど、区民からの提案をほとんど断らない照屋会長。地域のつながりや区内の循環を大事にしている。
照屋博一会長からの一言 子どもから高齢者まで気軽に来て活用してほしい。
砂辺区メモ 区内に町民農園があり、野菜作りなどを楽しむ区民が多い。
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(金盛文香)
(金曜掲載)