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砂辺区公民館(北谷町) 年3回、区民手作りの朝市<わした公民館>125


砂辺区公民館(北谷町) 年3回、区民手作りの朝市<わした公民館>125 「気軽に来て活用してほしい」と話す照屋自治会長=7月28日、北谷町の砂辺区公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 金盛 文香

 子どもからお年寄りまで、幅広い世代が集う砂辺区公民館。自治会独自の「あおぞら朝市」を開催するほか、他の組織と連携を強め区民の輪を広げている。

 10年以上続くあおぞら朝市は野菜の収穫期に合わせて年に3回開かれる。区民が育てた野菜や手作りのつくだ煮、漬物が並ぶ。照屋博一会長は「開始から2時間くらいで売り切れるよ」と話し、区民に大好評だ。

大勢の人でにぎわう「あおぞら朝市」=7月28日、北谷町の砂辺区公民館

 朝市を始めたことで、利用の少なかった男性も公民館に足を運ぶようになった。照屋会長は「多世代の交流を図りたい」と、他組織とのつながりも大事にする。

 食事を無料で提供する砂辺子ども弁当は月に2回、公民館で食事を作り配布する。町学力推進協議会の砂辺支部は、同公民館で子どもエイサーの練習をする。

 季節のイベントなど、区民からの提案をほとんど断らない照屋会長。地域のつながりや区内の循環を大事にしている。


 照屋博一会長からの一言 子どもから高齢者まで気軽に来て活用してほしい。


 砂辺区メモ 区内に町民農園があり、野菜作りなどを楽しむ区民が多い。

 (金盛文香)
 (金曜掲載)