渡嘉敷島に秋の便り「リュウキュウマメガキ」鈴なり 昔の子の季節の味 沖縄


渡嘉敷島に秋の便り「リュウキュウマメガキ」鈴なり 昔の子の季節の味 沖縄 鈴なりにだいだい色に熟したリュウキュウマメガキの実=12日、渡嘉敷村大谷林道沿い
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 渡嘉敷島の山地や日当たりの良い谷間や斜面に生育する「リュウキュウマメガキ」(琉球豆柿、カキノキ属落葉高木、別名・シナノガキ)の実が鈴なりに熟した。

 果実は10~11月にだいだい色から黒紫色に成熟し、乾燥気味に完熟した直径3センチぐらいがおいしい。

 島ではシブガキと呼ばれ種が大きく食用には適さないが、かつて子どもたちには秋の味覚として親しまれた。

 (米田英明通信員)