最優秀賞を受賞した古謝義和さん（前列右から3人目）と優秀賞受賞者ら＝9月21日、沖縄こどもの国ふるさと園
琉球新報社 県指定天然記念物でもある沖縄在来のニワトリ「チャーン」の謡（うた）声を競う鶏鳴大会が9月21日、沖縄市の沖縄こどもの国ふるさと園で開かれた。
チャーンの継承と保存活動を行う県指定天然記念物チャーン保存委員会（照屋林吉会長）の会員がエントリーしたチャーン25羽が、「ケッ、ケー、ケッ」と三音節の音で鳴く謡声を競い合った。
同園で4年ぶりとなる大会で照屋会長は「家族連れも多く訪れることで、チャーンを知ってもらう良い機会。琉球時代から続いている文化を絶やさないよう普及していきたい」と述べた。
審査の結果は次の通り。
（敬称略）
【最優秀賞】古謝義和（うるま）
【優秀賞】安慶名盛政（沖縄）、比嘉康盛（中城）、高宮城実（沖縄市）、照屋栄吉（糸満）、幸喜世鶴（うるま）
（喜納高宏通信員）
関連記事
動物・植物の話題
渡嘉敷島に秋の便り「リュウキュウマメガキ」鈴なり 昔の子の季節の味 沖縄
2024/10/21
#動物・植物の話題 
