【沖縄】沖縄市ハーモニカサークルゆいまーるの会(宜名真吉春会長)の演奏会が13日、沖縄市文化福祉プラザで開かれ、120人余のファンが優しいメロディーを堪能した。メンバーは23人。2000年からコロナ禍の期間を除き毎年、練習の成果をファンに届けている。
「箱根八里」「ふるさと」、沖縄民謡の「てぃんさぐの花」の全体演奏で開幕、約全25曲たっぷりのプログラムを繰り広げた。後半はメンバー全員の伴奏で県民になじみ深い「肝がなさ節」「安里屋ゆんた」を会場全体で歌った。指笛を普及する市内グループのゲスト演奏もあり、会場から曲目ごとに大きな拍手が送られた。
小学生と一緒に来場した30代の母親は「メロディーで心が癒やされ、楽しんだ。子どもにもハーモニカを薦めたい」と話した。前会長で指導者の今泉喜介さんは「ハーモニカはポケットにも忍ばせることができる手軽な楽器だ」と会員を募っている。問い合わせは電話080(6561)5483(今泉)。 (岸本健通信員)
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ハーモニカ 優しい音で魅了 沖縄市ゆいまーるの会が演奏会
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琉球新報朝刊