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U18侍ジャパン、知花(沖尚)が4打点で躍動 W杯2次リーグ、韓国に7ー1


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 【台北共同】野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は7日、台北などで行われ、2次リーグ初戦で日本は韓国に7―1で快勝し、1次リーグからの持ち越しを含め2勝1敗となった。韓国は1勝2敗。

 二回に3点を先制し、六回に4点を追加。知花(沖縄尚学)が4打点と活躍し、山田(宮城・仙台育英)がソロ本塁打を放った。先発の前田(大阪桐蔭)は4回1安打無失点と好投。

 台湾は前回大会を制した米国に3―0で勝って3勝とした。米国は1勝2敗。プエルトリコはオランダに3―2で競り勝ち、両チームとも1勝2敗となった。

 1次リーグ最後のオランダ戦はわずか1安打で敗戦。のぞいた打力の不安を7番の知花が吹き飛ばした。二回に先制の2点三塁打を放ち、4―1の六回は中前へダメ押しの2点適時打。沖縄尚学では1番を打つヒットメーカーは「初戦より調子が上がってきている。芯で捉えられた」と声を弾ませた。

 韓国の先発左腕は今大会初登板。データを持っていなかったが、先発すると分かった段階で馬淵監督は知人から韓国で投げた際の映像を送ってもらったという。プレーボール30分前に打者への攻め方を確認し、二回1死二、三塁で打席へ入る知花に「右打者への決め球は内角が来る。バットを短く持って狙え」と耳打ち。狙い通りにはじき返した打球は、左翼手の頭を越えた。

 韓国とは前回大会も2次リーグ初戦でぶつかり、0―8で完敗した。過去5度優勝の難敵を相手に、快勝の立役者となった知花は「ここからまた強い相手と対戦する。これまで通り、後ろにつなぐ打撃をしたい」と初優勝に向けて、気を引き締めた。

 (共同=三木智隆)

【2次リーグ】
韓国(1勝2敗)
 0000010 |1
 030004×|7
日本(2勝1敗)
(日)前田、森、武田―尾形
▽本塁打 山田

韓国戦の2回、先制の2点三塁打を放つ知花=台北