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【名護】名護市スポーツ協会は8月15~17日、市内の少年サッカーチームに所属する小中学生を対象に、21世紀の森公園でサッカークリニックを開催した。東京都町田市を本拠地とするサッカーJ2リーグのFC町田ゼルビアの元選手らが指導に当たり、子どもたちはゲーム形式でパス回しやディフェンス、状況判断などの技術向上に取り組んだ。
クリニックには約60人が参加した。17日には練習成果を確認するための試合が開催され、好成績のチームには町田ゼルビアのユニホームなどが景品として渡された。
スポーツ協会主催のクリニック開催は初めて。
本部中の松川颯空(そうや)さん(14)は、「チームで来ていない人にも周りの選手とのコミュニケーションなどを教えて、少しでも強くなれるようにしたい」と意気込んだ。指導に当たった普及部長の小杉賢三さん(41)は、「子どもたちにはサッカーやスポーツを通じ、夢を持って前に成長してほしい」と願った。名護市スポーツ協会の島袋賢雄会長は「いろいろな人がプレーを支えていることを子どもたちにも理解してほしい」と話した。
(武井悠)