群馬の主将として沖縄アリーナに戻ってきた元キングスの並里成。試合前に名前がコールされると会場から大きな拍手で出迎えられた。「2年ぶりの沖縄アリーナで、ただいまと言いたい」と笑顔で振り返った。
試合での得点は2点にとどまったが、緩急を使ったドリブルなどでキングスの守備をかわし、アシストで得点に貢献した。キングスの岸本隆一とマッチアップし、体をぶつけて転倒させるなど県勢同士の対決にも注目が集まった。岸本も「成と対戦することは楽しみながらも、負けたくない特別な時間だった」と振り返る。
コザ中3年以来の主将を今季務める並里。「発言する機会が増えるので思っていることを話して、チームをもっと上に持っていきたい」と引っ張っていく。
(屋嘉部長将)