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ボウリング日本が準優勝、座波がチーム・個人で躍進 「経験できないこと体験」、国体への意気込みも アジアジュニア選手権


ボウリング日本が準優勝、座波がチーム・個人で躍進 「経験できないこと体験」、国体への意気込みも アジアジュニア選手権 アジアジュニア選手権で日本代表として2位に入った首里東高の座波政斗(右端)(提供)
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 ボウリングの第22回アジアジュニア選手権(8月19~25日、シンガポール)男子4人チーム戦(4×6ゲーム)で、5053点で準優勝を飾った日本代表を座波政斗(首里東高3年)がけん引した。「日本では経験できないことを経験できた」と大会を振り返る座波。シングルス(6ゲーム)は1273点で8位、ダブルス(2×6ゲーム)は2454点で9位、3種目の合計点を個人成績として競うオールエベンツ(18ゲーム)では3799点で9位。オールエベンツの上位16名が出場するマスターズでは7位となった。

「個人と団体で優勝を」 

 県勢として代表入りした座波政斗(首里東)が日本を男子4人チーム戦準優勝へとけん引した。

 シングルスは1ゲーム目からローゲームで悔いが残る戦いに。ダブルスでは体調不良で力を発揮できず、唇をかんだ。

 迎えたチーム戦はシンガポールに優勝を譲ったが、2位争いを制して銀メダルを獲得。「声かけもして、チーム戦を意識して投げられた」と納得の表情だった。他国の代表選手との体格差に圧倒されたが「日本では経験できないことを体験できた」と試合を振り返った。座波は県代表としてかごしま国体にも出場する。「個人と団体戦で優勝することが目標。難易度が高く設定されているが、ボールの曲がり具合を見極めアジャストさせたい」と意気込んだ。

 (名波一樹)