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26日にプロ野球ドラフト会議 古謝(桐蔭横浜大)1位候補 東都リーグ、好投手が豊富


26日にプロ野球ドラフト会議 古謝(桐蔭横浜大)1位候補 東都リーグ、好投手が豊富 古謝樹
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 26日のプロ野球ドラフト会議で指名が予想される大学生、社会人の有力選手を探った。特に大学生投手は好素材が多く、東都大学リーグのエースクラスに1位候補がひしめく。全日本大学選手権を制し、春秋のリーグを連覇した青学大は常広羽也斗と下村海翔の二枚看板を擁する。

 球威と鋭いフォークボールが武器の常広には既に広島が1位指名を公表。下村は速球、変化球とも質が高い。身長185センチの大型サウスポー武内夏暉(国学院大)は変化球の制球力に優れ、西武から1位指名を受けることになった。

 150キロ台後半の速球が持ち味の左腕、細野晴希(東洋大)は複数球団指名もあり得る。右腕の草加勝(亜大)は制球力とスタミナに優れる。西舘勇陽(中大)と西舘昂汰(専大)も即戦力候補に挙げられる。

 東都以外では、父親が那覇市出身の古謝樹(桐蔭横浜大)をはじめ、上田大河(大商大)や村田賢一(明大)、岩井俊介(名城大)らも高い完成度を誇る。

 野手は東京六大学リーグ通算19本塁打の広瀬隆太(慶大)や、打撃が勝負強い上田希由翔(明大)の両内野手も上位指名が有力視される。強肩とリードが武器の進藤勇也(上武大)は大学随一の捕手だ。

 社会人では巧みなバットコントロールを誇る外野手、度会隆輝(ENEOS)の評価が高い。かつてヤクルトでプレーした父博文さんの背中を追う。

(共同通信)