有料

きょうプロ野球ドラフト会議 古謝(桐蔭横浜大)や東恩納(沖尚)ら注目 


きょうプロ野球ドラフト会議 古謝(桐蔭横浜大)や東恩納(沖尚)ら注目  夏の甲子園で力投する沖縄尚学の東恩納蒼=8月19日、兵庫県の阪神甲子園球場
この記事を書いた人 Avatar photo 砂川 博範

 プロ野球ドラフト会議が26日、開かれる。沖縄県出身は8人がプロ志望届を出しており、注目は東恩納蒼(沖縄尚学高)だ。

 今夏は県大会から全国選手権大会まで、連続無失点記録を通算47回3分の1まで伸ばすなど快投ぶりを発揮した。準々決勝で慶応(神奈川)に敗れ惜しくも4強入りは逃したが、「ミスターゼロ」の異名で注目を浴びた。

 台湾で行われたU18ワールドカップ(W杯)でも好調を維持し、2次リーグのプエルトリコ戦では5回参考記録ながら完全試合を達成。U18初となる世界一に貢献し、大会ベストナインにも選ばれた。

 神奈川県出身の投手、古謝樹(桐蔭横浜大)は父親が那覇市出身。ドラフト1位指名候補として名前が挙がっている。181センチで左投げ左打ち。最速153キロの直球に加え、カーブやスライダーなど多彩な変化球を持ち合わせる。大学日本代表にも選出され、好投するなど実績は十分。プロでも即戦力として期待されている。

 県勢ではこのほか仲田侑仁(沖縄尚学高)、ワォーターズ璃海(ウェルネス沖縄高)、新城琉愛(同)、宮國凌空(宜野湾中出―愛知・東邦高)、東門寿哉(金武中出―大分・日本文理大付属高―日本文理大)、宮平陸(宜野湾高出―平成国際大)、比嘉天佑(仲西中出―滋賀学園―日本大)、父親が伊是名村出身の伊禮海斗(桐蔭横浜大)が志望届を提出している。

 社会人では山内慧(美来工科出―専修大―JR東日本)、海外からは米カリフォルニア大アーバイン校の大山盛一郎(興南高出)の名前も挙がっている。

(砂川博範)