男子決勝 沖縄市―中頭郡 第4Q、クイックモーションからレイアップシュートを放つ沖縄市の金城裕樹（砂川博範撮影）
砂川 博範 第75回県民体育大会秋季大会は19日、宮古島市と石垣市を主会場に各競技が行われた。石垣市中央運動公園総合体育館ではバスケットボールの男女決勝が実施され、男子は沖縄市が84―71で中頭郡を下し、2連覇を果たした。同女子は島尻郡が83―66で宜野湾市を破り、3連覇を成し遂げた。スポーツクライミングの男子中学生以上の部は平良拓磨（那覇市）が、女子は島袋夢愛（うるま市）が頂点に立った。ソフトボール男子は国頭郡、同女子は沖縄市が優勝した。ハンドボールは男女とも沖縄市が頂点に立った。サッカーは中頭郡が栄冠をつかんだ。卓球男子は南城市、同女子は宮古島市が1位に輝き、男女総合では那覇市が制した。次の日程は25、26の両日に陸上やバレーボールなどが行われる。
男子決勝は沖縄市が昨年と同じカードを制し、2連覇を果たした。主将の宮平弥らガードが相手守備をかく乱し、空いたスペースから大城颯野や金城裕樹らシューターが得点を重ねていった。メンバーは普段、社会人バスケットの県内強豪チームでプレーしており「経験値は豊富」（宮平）。第4Qでは金城がチーム最後の2ゴールを3点弾で決めるなど勝負強さが光り、追いつこうと粘る相手の猛攻を退けた。
金城は「3点シュートが自分の武器。打ち続けて決まれば雰囲気も良くなる」とこだわりを見せた。その上で「このチームなら3連覇も目指せる」と来年へ向け早くも思いを強くした。
（砂川博範）
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