日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の琉球コラソンは2日、岩手県の花巻市総合体育館でトヨタ自動車東日本と今季第11戦を行い、惜しくも33―35の接戦を落とした。通算成績は2勝8敗1分け。
コラソンは前半シュートミスから逆速攻を決められるなどリードを許すが、中盤で「守って速攻」という望む形で3連続得点を挙げ、尻上がりに調子を上げていった。
14―19で折り返し迎えた後半は、岩手県出身の高橋友朗が躍動し相手守備を切り崩す積極的なシュートを奪うなど追い上げを見せ、終了まで残り8分の時間帯でついに逆転に成功。だがトヨタ自動車東日本も、沖縄県出身の山田隼也を中心に簡単には主導権を渡さなかった。
お互い一歩も譲らない展開を見せる中、トヨタ自動車東日本が要所で点を重ね再逆転し、コラソンは好試合を制することはできなかった。
次戦は9日正午から、東京都の大田区総合体育館でアースフレンズBMと対戦する。