比嘉 弘輝
琉球新報社 空手の全日本選手権最終日は10日、東京・日本武道館で行われ、形の女子は世界選手権覇者の大野ひかる（大分市消防局）が4連覇を果たした。男子は西山走が2連覇。大野と西山は昨年に続いて夫婦で頂点に立った。
個人組手の決勝は、男子の安藤大騎（エイム）が森優太（豊鉄筋）を下して初優勝。女子は永井カンナ（国士舘大）が中村しおり（エス・ピー・ネットワーク）に勝ち、初めて制した。男子個人組手の比嘉弘耀（普天間高―日大出）が準々決勝まで進んだが、安藤大騎（全実連）に4―6で敗れ、5位となった。女子形の岩本衣美里（九州地区、劉衛流龍鳳会）は3位決定戦で敗れ5位だった。
【男子】
▽組手団体1回戦
佐賀県 3―0 沖縄県
▽同個人1回戦
比嘉弘輝（沖縄） 3―2 新田（茨城）
▽同2回戦
比嘉 7―7 芝本（東京）
（先取による）
▽同3回戦
比嘉 8―6 新井（広島）
▽同準々決勝
安藤（全実連） 6―4 比嘉
【女子】
▽組手団体1回戦
山梨県 2―1 沖縄県
▽個人1回戦
小堂（学連） 5―1 比嘉桃子（沖縄）
▽形個人予選ラウンド1回目第2プール （3）岩本衣美里（九州地区）
▽同2回目第2プール （3）岩本
▽同準決勝ラウンド第2プール （3）岩本
▽同3位決定戦第1試合 （2）岩本
