県立中部病院の職員らでつくる県職連合病院労組中部病院支部は、24キロ付近の沖縄市知花で、ランナーに沖縄そばとおにぎりを振る舞った。季節外れの暑さにへとへとになったランナーたちは、そばを頬張って塩分を補給。職員らは「これで完走は間違いないよ」とランナーを送り出した。
同支部はもともと水を配っていたが、マラソンに出場した組合員が「沖縄そばが食べたい」と言い出したことをきっかけに、毎年そばを振る舞うようになった。
大量に汗をかいたランナーたちのため、あえて味を濃くしている。ランナーは「うまい!」「体に染みます」と舌鼓を打った。
大城宗晴支部長は「10年ほどやっているので、沖縄そばを心待ちにしている人もいる。完走を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
(石井恵理菜)