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バスケ全中学九州春季大会 県代表・Standard頂点 堅守で第1(Q)1失点


バスケ全中学九州春季大会 県代表・Standard頂点 堅守で第1(Q)1失点 全九州中学生春季大会で優勝したStandardのメンバーら(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 バスケットボールの第44回全九州中学生春季選手権大会が24、25日、佐賀県のSAGAサンライズパークSAGAプラザで行われ、男子は決勝で県代表のStandardが57―45でライジングゼファーフクオカU15を下して、初優勝を果たした。女子はTOGETHERが3位に入った。

 チーム創立2年目のStandardが初の九州の頂点に立ち、県勢男子としても2016年以来の優勝となった。

 決勝は流れをつかむべく、守備で相手の攻撃を止め続けた。相手ハンドラーには金城羽珀を中心に前から当たって、タフショットを打たせた。インサイドは大浦新才や平良孔龍が相手をリバウンドへ飛ばせず、ボールを死守。第1クオーター(Q)を1失点に抑え込んだ。第3Qはファウルトラブルとなった平良を出場させず、相手に3点弾を高確率で決められたが、第4Qは再度守備で抑え込んだ。攻撃ではエースの平良だけではなく、個々が攻め込み、相手の守備の的を絞らせなかった。

 チームの目標は全国制覇だ。来年度のジュニアウインターカップの県予選で、2年連続で敗れているキングスU15に勝利して全国出場を狙う。平良は「今回の優勝のうれしさはあるが、ここからチーム力を上げて、自分たちのバスケットで圧倒して勝ちたい」と気を引き締め、勝負のシーズンに挑む。

(屋嘉部長将)


【男子】

▽1回戦

ライジングゼファーフクオカU15 77―27 BEASTY CLUB
Standard 84―50 ROOTS(鹿児島)

▽準々決勝

Standard 71―48 佐賀バルーナーズU15PREMIER(佐賀)

▽準決勝

Standard 71―61 中村学園三陽中(福岡)

▽決勝

Standard
 57―45 1―13,10―15,21―13,13―16)
ライジングゼファーフクオカU15

【女子】

▽1回戦

菊陵中(福岡) 76―40 北谷中
TOGETHER 62―54 唐津第一中(佐賀)

▽準々決勝

TOGETHER 66―65 PANTHERS Jr.(大分)

▽準決勝

折尾中(福岡) 81―48 TOGETHER