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富村真治2位 バーディーでいい流れ ゴルフ・沖縄オープン選手権


富村真治2位 バーディーでいい流れ ゴルフ・沖縄オープン選手権 1番 ティーショットを放つ富村真治=19日、名護市のかねひで喜瀬CC(大城直也撮影)
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 ゴルフの沖縄オープン選手権が19日、名護市のかねひで喜瀬CC(6794ヤード、パー72)で行われ、鈴木滉世が6アンダーの66で優勝した。県勢は比嘉一貴(本部高―東北福祉大出)、富村真治(興南高―東北福祉大出)が5アンダーの67で2位となった。ベストアマチュアに2アンダーの70とした松田悠来(名護高―日本経済大出)が輝いた。大会にはプロ、アマチュア合わせて118人が参加した。賞金総額300万円。優勝賞金は100万円。


 33歳の富村真治は6バーディー、1ボギーの67で2位だった。1番から3番まで連続バーディーで好発進し、「いい流れに乗れた」と前半で四つスコアを伸ばした。風が強くなった後半は「最初のアイアンで左のラフに入れてしまった」とパー3の17番で唯一ボギーをたたいた。「チャンスも多かったが決められなかった」としつつも、パー5の最終18番は、3打目で残り40ヤードから4メートルに寄せてバーディーで締めた。

 昨年5月に男子ゴルフ下部のABEMAツアー、太平洋クラブ・チャレンジで優勝し、自信を深めた。今季の出場資格を得て、「いいオフを過ごせたし、いい準備ができている」と意気込む。

 「優勝するために心技体の部分で何が必要かを分析し、準備すべきことが明確になった」と充実感を漂わせた。千葉を拠点に戦い、今季も虎視眈々(たんたん)と優勝を狙う。

(大城三太)