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東恩納(一般)トップ通過 金城(女子B)諸見里(ミッド)首位 全琉アマゴルフ第2日


東恩納(一般)トップ通過 金城(女子B)諸見里(ミッド)首位 全琉アマゴルフ第2日 10番 ティーショットを放ち、ボールの行方を見つめる東恩納昊貴=26日、糸満市のパームヒルズゴルフリゾートクラブ(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 ゴルフの第62回全琉アマチュア選手権大会(主催・琉球新報社、協力・県ゴルフ協会)第2日は26日、糸満市のパームヒルズゴルフリゾートクラブで行われた。一般(6719ヤード)は首位タイでスタートした東恩納昊貴(こうき)(カヌチャ)が75で回り、通算4オーバーの148で予選をトップ通過した。60歳以上のミッドシニア(6238ヤード)は諸見里眞達(パーム)が77で1位通過した。女子B(5617ヤード)は金城歩未(フリー)が75の1位で決勝へ進んだ。一般は上位60人、ミッドシニアは上位36人、女子Bは上位16人が予選を通過した。同順位の場合、予選通過者はインコースマッチング方式により決定した。決勝は全部門とも28日に行う。


飛距離武器に首位維持 東恩納 コース練習せずぶっつけ 手堅くまとめる

 普天間中3年の東恩納昊貴(こうき)が首位を維持して決勝へ進んだ。10番からのインスタートで2ボギー、1バーディーと安定感が光った。「初日と同様にティーショットがうまくいき、大きく崩れることがなかった」と平均250ヤードの飛距離を武器に手堅くスコアをまとめた。

 風が強く、雨も降り始めて影響を受けた後半は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーとスコアに出入りがあった。パー5の5番でチップインバーディーとしたが、パー3の6番はダブルボギー。「パターを打ち急いでしまった」と反省もあった。それでも75にまとめ、2位と3打差で決勝を迎える。

 驚くべきはぶっつけ本番だったこと。コース対策として特に練習ラウンドをしておらず、「パームを回るのは2年ぶりぐらい」とさらっと語った。

 2022年にもトップで決勝を迎えたが、「後半に追い上げられて焦ってスコアを落とした」と米須清幸に逆転を許した。「3日間、どれだけ安定してプレーできるかに挑戦したい。自分のゴルフができれば、結果を自然とついてくるはずだ」と気負いなく挑む。

 (大城三太)


自分のゴルフできた

 女子Bトップ通過の金城歩未 ショットに迷いがなく、ミスがほとんどなかった。天気が崩れても調子が良かった。練習でラウンドしていたことで自分のゴルフができた。全体的にパットもうまく決まっていた。決勝も同じようにプレーしたい。

ホームで出来過ぎ

 ミッドシニア1位通過の諸見里眞達 ホームコースで、通常は80台前半だが出来過ぎ。いつもはうまくいかないアプローチが全体的に良かった。40ヤードの距離でぴたりと寄せることができた。風の強さの感触も把握しているので大丈夫だった。まぐれを信じて決勝を戦う。