千葉ジェッツとの試合に向け、練習に汗を流すキングスの選手ら＝4日、沖縄アリーナサブアリーナ
屋嘉部 長将 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは6、7の両日、沖縄アリーナに千葉ジェッツを迎えて2連戦を行う。3月の天皇杯決勝で歴史的惨敗を喫した千葉J戦を前にチームは4日、意気込みを語った。
練習の多くは非公開でチームはミーティングを行ったり、攻守の連係を確かめたりした。公開後の練習では選手それぞれがシュートタッチなどを確認した。
古巣との再戦となるヴィック・ローは「西地区を戦い抜く上でも非常に大事な2試合になる。タフさで負けないようにしたい」と意気込む。守備職人の小野寺祥太は「天皇杯はフィジカル面が足りなかった。富樫勇樹選手への守備を求められていたのに、できなかったのでリベンジをしたい」と誓う。
桶谷大HCは「千葉Jの3点弾をどれだけ抑えられるか、リバウンド争いが重要になる」と見ている。「チャンピオンシップ（CS）に向けてチームとして団結の力で勝っていく」と力を込める。チームをまとめる主将の田代直希は「ファンの人たちに応援してもらえるバスケットを展開していけるのかを大切にしながら、CSにつながる準備をしていきたい」と決意した。
（屋嘉部長将）
