【名護】名護市安部のカヌチャゴルフコースで8、9の両日、第1回グリコパラゴルフ選手権(主催・日本障がい者ゴルフ協会、協賛・江崎グリコ)が開催された。日本だけでなく韓国やチェコなどから28人の選手が参加した。
同選手権は、障がい者ゴルフの世界ランキングの対象となっており、県内での開催は初。
大会はグロスの部、ネットの部、ステーブルフォードの部(得点制)に分かれて行われた。
9日に表彰式があり、グロスの部では5オーバーで韓国のサイモン・リーが、ネットの部では7オーバーで中村哲也(39)=大阪府=、ステーブルフォードの部では103点を記録した高塚博行(59)=静岡県=が優勝した。県勢はネットの部に下地泰之が出場し、15オーバーで2位だった。
約4年前からパラゴルフをしているという高塚は「記念すべき第1回に自分の名前を残せたことは大きい。秋の大会でも優勝したい」と喜んだ。
日本障がい者ゴルフ協会の松田治子代表は「まだまだパラゴルフの認知度は低い。今後もこのような大会を増やして、普及していきたい」と話した。
(金城大樹)